Ici et ailleurs カメルーン滞在記🇨🇲

2018年6月から2年間、青年海外協力隊のコミュニティ開発隊員として、母子保健分野でのボランティア活動に従事します。

はじめまして

はじめに

はじめまして。青年海外協力隊員として、カメルーンに派遣される予定の野地祐輔です。現地で2年間、ボランティア活動に従事します。

 

約3か月前に30歳になり、30代のスタートを遠いアフリカの地で始めようとしています。長い間、国際協力の仕事に携わってみたいと考えていて、その念願が叶いました。

 

今まで働いていた民間企業を退職して参加します。

 

活動に対する不安よりも、カメルーンはどのような国なのか、どのような人たちが暮らしているのか、自分にどんな活動ができるか、現地の人たちとどのようにコミュニケーションを取ろうか、期待や好奇心でいっぱいです。

 

もちろん、困難やトラブルも多々あると思いますが、そうした状況も楽しみたいと思っています。

 

今後、このブログを通して現地の様子や活動について紹介していきたいと思っているので、どうぞよろしくお願いします。

 

青年海外協力隊とは?

青年海外協力隊とは日本のODA(政府開発援助)事業の一環として、外務省所管のJICA(独立行政法人国際協力機構)が実施する海外派遣ボランティア制度です。

青年海外協力隊のほか、日系社会青年ボランティア、シニア海外ボランティア、日系社会シニア・ボランティア、短期ボランティアがあり、これらを合わせてJICAボランティアと呼びます。

 

その主な目的は三つあって、

-開発途上国の経済・社会の発展、復興への寄与

-異文化社会における相互理解の深化と共生

-ボランティア経験の社会還元

が挙げられます。

 

 青年海外協力隊は1965年の事業発足から50年以上が経ち、これまでに4万人を超える人々が参加しています。

 

協力隊を志望するまで

志望動機は自分の言葉で説明しなければいけない大事な部分ですが、なかなか上手く説明するのがむずかしい。。

 

具体的なきっかけはないですが、高校生の頃に国際社会のさまざまな問題、戦争や紛争、飢餓や貧困などがなぜ起こるのかに興味を持ちました。

そして、そうした問題について学ぶために大学の社会学部を専攻して、国際社会やジャーナリズムについて学ぼうと思いました。

 

しかし、大学に入学してからは当初の情熱はどこへやら、映画を観たり、小説を読んだり、バイトしたり、ぶらぶらして真面目に勉強せず、いつの間にか4年が過ぎました。笑

 

結局、大学卒業後は国際協力と関わりのない民間企業に就職。

会社での仕事はやりがいを持って楽しく取り組んでいました。しかし、数年間働いて経験を積んでいく中で、新しいことに挑戦したいという気持ちが芽生えました。

 

そうした時期に、なんとなく知っていた青年海外協力隊を思い出し、よく調べてみました。

調べていくうちに自分にも途上国の人たちのためにできることがあるかも知れないと思い、それならば挑戦してみたいという気持ちになって、協力隊へ応募しました。

 

終わりに

まずはこんな感じで自己紹介を中心に、最初のブログを書きました。

 

ブログを始めた理由は、まずは自分自身のために、海外での貴重な経験を記録し、自身の考えを整理し、自分がどのように考え、行動し、何を感じていたかを振り返るためです。

次に、周りの人々に元気でも落ち込んでいてもとりあえず生きていると伝えるためです。

最後に、国際協力や協力隊に興味を持っている人、異なる国の人々、文化や慣習に興味を持っている人々に向けて、その理解の一助となればという想いからです。

 

カメルーンというのはアフリカ大陸にある国の一つで、僕も派遣が決まるまではどこにあるのかさえ知らない国でした。このブログを読んでくれているほとんどの人たちにとっては全く関わりのない国かもしれません。

  

なので、このブログを通して、一緒に異なる国や人々を知り、新しい文化を学ぶことの楽しさを共有できたらいいなと思います。カメルーンの魅力を一人でも多くの人たちに知ってもらえるように、現地での活動の成果をしっかり報告できるように頑張ります!6月27日にいよいよ出発します!